地域エネルギー論
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2014年度地域エネルギー論授業へのリンク
概要
- 地域エネルギー論 (Theories on Regional Energy Resources)
- 科目区分:基盤教育・工学基礎科目
- 対象学科:環境空間デザイン学科
- 履修形態:必修
- 単 位 数:2
- 配当年次:2年次
- 開講時期:第1学期
- 講義形態:講義
- 科目担当者:高 偉俊
授業のテーマと目標
地域に存在する全てのエネルギーについて論じる。化石燃料だけでなく、太陽、水、風などの自然エネルギーも含めて地域の最適なエネルギー構造を構築する手法を探る。エネルギーの多段階的利用による高効率活用や、熱の輸送・貯蔵などによる地域間の需給不均衡の緩和策を考え、エネルギー需要の集中する地域全体におけるエネルギー供給システムの合理化を考察する。
教科書 開講前に指示する。 参考書 講義中に適宜紹介する。
授業計画
1 地域エネルギーシステム概論
2 エネルギーの特性及び分類
3 エネルギーの輸送・貯蔵及び供給の流れ
4 地域冷暖房
5 地域エネルギーシステム見学
6 地域のコジェネシステム
7 地域の未利用エネルギーの実態
8 地域の工場排熱利用システム
9 地域のゴミ発電利用システム
10 地域の太陽エネルギー利用システム
11 地域の風力エネルギー利用システム
12 バイオマスエネルギー
13 エネルギーシステムの評価
14 トータルエネルギーシステム
授業に対する準備事項
授業を始める前に小テストがあるので、必ず前講義の内容を復習する。
履修上の注意:英語やホームページで文献等を調べることがある。
成績評価方法
レポート、中間テスト及び期末試験により、成績を決める。中間テスト30%、期末試験 40%、レポート 30%
学生へのメッセージ
エネルギーは産業革命以来現在社会を支える原動力であり、同時に環境問題を引き起こす元凶の一つでもあります。また化石エネルギーは無限ではありません。人類の将来もエネルギーが必要!課題だらけのエネルギー問題こそ諸君の活躍の場であると思います。